社員インタビュー(製造)

2021年 入社/製造2課
星野 環

Q. 現在の仕事内容を教えてください。

包丁の仕上げ研磨を担当しています。製造過程でできた傷を消したり形を微調整したりして、刃をつけて洗浄・包装をすれば出荷できる状態に仕上げます。機能とともに見た目にも重きを置く弊社の包丁において、その完成度を決める大きな役割を担っているという意識を持って日々の業務に取り組んでいます。

Q. 吉田金属工業に就職した決め手は何ですか?

周りの人と協力しながら1つのものを作り上げる仕事をしていきたいと思い、説明会に参加しました。地元である新潟から世界中で使われるものづくりをしていることに加え、価格を下げない販売方法が、お客様のためだけでなく作り手の努力を大切にする考え方だと感じ入社を決めました。説明会に参加した際に感じた、中小企業ならではの先輩方の和やかな雰囲気も決め手の1つでした。

Q. 仕事をしていて嬉しかったことは何ですか?

磨き残しによる返品率が少ない時に、特にモチベーションが上がります。製造という仕事上お客様と関わる機会はありませんが、後の工程の方をお客様だと考えて取り組むようにしています。仕上がりがきれいだったという言葉をもらった時には今後も継続していけるように頑張ろうとやる気がわいてきます。

Q. 仕事で苦労したこと・大変だったことを教えてください。

品質を保ちながら1日にこなせる数を増やしていくことです。扱う包丁の種類に応じて傷が多く出る箇所を把握し、その部分に力を入れて研磨することで確認の回数と磨き残しを抑え、効率化をはかります。弊社の包丁は種類が多いため傾向の把握にも時間がかかりましたが、その都度メモを取り記憶し、その後同じものを扱う際に活用できるようにしています。うまくいかない時は自分ひとりで悩み続けず、上司や先輩方に相談しできる限り早く克服するよう努めています。

Q. 最後に、就活生にメッセージをお願いします。

将来やりたいことも特別得意なこともないな…と感じている方もいると思います。ぜひ「自分が今知っていることの中にやりたいことがないだけかも!」と前向きに捉えて、今まで視野に入れていなかった分野の仕事でも話を聞いてみてください。また、相手を知ること、自分を知ってもらうことで解消できる不安もたくさんあると思います。そういった面でも説明会やインターンシップに参加してみることをおすすめします。吉田金属工業での仕事に興味があれば、ぜひ説明会やインターンシップにご応募ください。応援しています!