吉田金属工業株式会社

私たち、吉田金属工業株式会社は1953年に新潟県燕・三条地区で洋食器メーカーとしてスタートしました。創業以来、「高品質な製品をお客様にお届けしたい」という情熱と、創意工夫を重ねる柔軟な発想でステンレス加工の技術を追求し続けてきました。その到達点の一つが弊社を代表する商品である「GLOBAL(グローバル)」です。

1950年代当時主流であった鋼を用いた和包丁は、切れ味は素晴らしい反面、錆びやすく、手入れが大変でした。また、木でできた柄は、水がしみることで朽ちてしまうこともあり、定期的に交換しなくてはならない手間もありました。

こうした包丁が持つ構造的な問題を払拭し、より使い勝手のよい包丁をお客様に届けたいと考えたのが弊社の創業者である渡邉勇蔵でした。渡邉はステンレスの持つ錆びにくく手入れがしやすい特性に着目し、試行錯誤の末、1960年、鋼に勝るとも劣らない切れ味を持つステンレス製包丁「文明銀丁」を生み出します。その後、持ち手の問題を解決する発想を、洋食器のテーブルナイフから得て、1983年に刀身から柄までオールステンレス一体構造の「GLOBAL」が誕生しました。
渡邉の「お客様によい製品を届けたい」という思いと、包丁はこうあるべきという既成概念にとらわれない自由な発想が、それまでの常識を覆す新しい包丁を生み出したのです。

しかし、近年では世界中から認められている「GLOBAL」も、発表当初はその斬新さゆえになかなか受け入れられませんでした。そこで、私たちは販売の活路を海外に見出し、1988年、ドイツ・フランクフルト国際見本市に初出展し、世界的な評価を受けることに成功します。以来、世界での評価を重ね、1990年には旧通商産業省より「グッドデザイン賞」を受賞するなど、日本での評価を得ていきます。そして、発売から30年以上たった今では、日本、海外問わず愛される包丁になりました。

世界でも類を見ない、新たな包丁を誕生させた創業者・渡邉勇蔵。その熱い思いと創意工夫の精神を受け継ぐべく、吉田金属工業ではものづくりはもちろん社員教育にも力を入れています。社員一人ひとりがお客様のことを考え、熱心に製品開発に取り組む…その姿勢こそが信頼される製品の基礎となるのだと私たちは考えます。
今また私たちは「GLOBAL-IST(グローバル・イスト)」という新しい商品を世に送り出しました。世界に目を向けたGLOBALシリーズの経験を、今度は母国である日本のためにつぎ込み、改良した「GLOBAL-IST」は、今後、日本の“マイホームシェフ”を支える相棒となってくれることでしょう。
料理は単なる家事ではなく、家族の絆を創ること。そして切ることから料理は始まります。
私たち、吉田金属工業、 そして「GLOBAL」は そこに最高の満足をお届けします。

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